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小泉内閣への審判となる第十九回参院選挙が十二日公示され、四
十七選挙区は二百九十二人、比例代表は十四政党・政治団体の二百
四人の計四百九十六人が立候補した。選挙区選挙の競争率は四倍ち
ょうどで、一九九八年の前回よりやや激戦。投開票日の二十九日に
向けて、小泉純一郎首相が提唱する「聖域なき構造改革」と、その
「痛み」をめぐる論戦が始まった。与党が参院での過半数維持に必
要とする六十三議席の獲得が選挙戦の焦点となる。
比例代表には今回から非拘束名簿式が導入された。定数五削減
で、改選数は選挙区七十三議席、比例代表は四十八議席の計百二十
一議席。
候補者数は前回参院選の四百七十四人(選挙区三百十六人、比例
百五十八人)を上回った。女性は選挙区が七十九人と過去最高、比
例と合わせ計百三十七人となった。
自民の公認は選挙区四十八人、比例二十七人。民主は三十五人と
二十八人、公明は五人と十七人を届け出た。共産は四十七人と二十
五人、社民は十四人と十人、保守は比例のみ五人。自由は選挙区十
四人と比例十七人。無所属の会は比例一人、自由連合は選挙区四十
五人と比例四十七人、二院クラブは比例十人だけ。
選挙区では諸派、無所属計八十四人も立候補した。候補者数最多
は愛知選挙区(改選三)の二十二人、最少は沖縄(同一)の三人。
比例代表に届け出た団体数は十四と前回と同数で過去最低だが、
候補者計は九年ぶりに二百人を超えた。
各党党首らは一斉に街頭演説などを行い、小泉首相は「改革を目
に見えるようにする」と強調。民主党の鳩山由紀夫代表は「政権交
代」の必要性を訴えた。選挙戦は経済、財政構造改革の具体策や、
当面の景気対策などが論争のポイントになる。首相の靖国神社参拝
問題、教科書問題、集団的自衛権などでも激しい論戦が展開されそ
うだ。
   
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