小泉内閣初の国政選挙となった第十九回参院選は、「小泉改革」の是非を最大の争点に二十九日投開票され、三十日朝に全議席が確定。自民、公明、保守の与党三党が参院の過半数と安定多数を確保し、計七十八議席まで伸ばした。自民は単独で、国政選挙では一九九二年の参院選以来九年ぶりに改選過半数を超え、前回九八年の四十四を大幅に上回る六十四議席を獲得する大勝となった。小泉純一郎首相が掲げた「改革」が有権者に支持され、弾みがつく。投票率は56・44%で、前回の58・84%を下回った。
与党三党は連立政権の維持を確認、保守の扇千景党首が比例代表で当選したため、小泉純一郎首相は内閣改造を見送る方針。
民主は改選二十二議席を確保したが、二十六と伸び悩み、目標とした前回二十七議席に届かなかった。公明は十三で改選議席を維持、自由は改選数を倍増させ六と健闘、共産は五(改選八)、社民は三(同七)と後退した。保守は一議席、無所属三だった。
【写真説明】自民党が順調に議席を伸ばし、Vサインする小泉首相=29日夜、東京・永田町の自民党本部
   
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