中国新聞・参院選2001
比例の集計手間取り、徹夜開票に遅れ '01/7/30

 非拘束名簿式が初めて導入された参院選比例代表の開票で、広島、山口両県の最終確定票発表は三十日朝までずれ込んだ。両県とも特に都市部でベタ遅れ。開票所によっては開票スタートから、延々十時間近い徹夜の作業となった。

 広島市では安佐南区が当初の終了見通し時刻に比べ、二時間三十五分遅れの午前五時五分、中区も二時間遅れの四時十八分など、軒並み確定がずれ込んだ。

 「比例での個人名での投票が、予想の二割を上回る三割五分あり、政党名と個人名の合致確認などで手間取った」(安佐南区)「比例の二百四人の候補者ごとに票を並べ、集計する作業に戸惑いもあった」(中区)など、選管職員は慣れない作業にぐったり。

 呉市も確定が二時間遅れの五時十分。候補者名でも投票できることから疑問票が多く出、審査が難航した、という。広島県選管が県内の開票まとめを終えたのは午前六時二十五分。窓の外はすっかり明るくなっていた。

 岩国市も予想を二時間近く過ぎた五時四十六分にようやく確定した。山口県の最終組の一つで、市選管は「疑問票の審査に思ったより、時間がかかった」と言う。

【写真説明】夜が明けても、開票所から送られてくる集計結果の処理に追われる広島県選管職員(30日午前6時、県庁)


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