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2003.11.15
税率 地域にも決定権
▽中央集権システム壊す
―選挙戦で強く感じたことは何ですか。 有権者は、今の日本のこんな状況をつくった政治家への不満を募らせている。政治家は、当然、持つべき国民の生活の安全保障に対する責任も感じていない。こうした従来通りの政治を続けるのか、新しい政治をするかの選択の選挙だったと思う。 ―議員になり、何を重点に取り組みますか。 緊急的な課題は金融対策だ。資金を市中に流すことで詰まったパイプの流れを良くし、経済の活性化を図る。さらに中央集権システムを破壊し、本格的な地域中心主義の社会にする。 ―具体的には。 例えば、税制で言えば所得、資産にかかわる課税ベース、税率を地域自らが決定できるようにする。県単位や中国地方ユニット単位の税制があっていい。予算編成権も地域が獲得すべきだ。公共事業の優先順位や事業規模の決定などを地方ができるようにする。 ―自民党公認の選考をめぐる確執で離党し、結果的に自民系の分裂を招きましたね。 政治は有権者のものであって、政党のものではない。選挙も、分裂とは関係なく有権者が判断することだ。私は小選挙区比例代表並立制には反対だ。選挙区制だけで実施し、比例代表は参議院などで実施すればいいと思う。 ―理由は。 各党とも候補者選考があいまいで、中途半端だ。決して党内民主主義を反映しているとは思えない。民意ではなく、党意で議席を与えるのはおかしい。少数意見が抹殺されやすい。 ―今回の選挙は民主の躍進で、二大政党への流れが生まれました。 アメリカなどのように伝統があれば二大政党への収れんを目指せるが、今は少数政党の存在を認めてもいい。一党が単独過半数に達しない場合、連立を組むのも当たり前だろう。 ―自民党へ復党しますか。 過去を振り返れば自民党は懐の深い政党だ。議席を得た者は、中央では受け入れてもらえるだろう。(公認問題では)党県連も選択ミスだったと考えるべきだ。 ―師弟対決となった相沢英之氏への言葉はありますか。 今は何も言わない。 ―自民党ではどの派へ属しますか。
決めていない。亀井静香さん(元党政調会長)にはお世話になった。兄の郁夫さん(参院議員)には選挙応援に来てもらった。あいさつに行く。
(田中克章)
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