本社に新聞協会賞<写真企画部門> |
'99/9/2 |
日本新聞協会は一日、一九九九年度新聞協会賞に中国新聞社の連載企画「であい しまなみ」など八件の授賞を決めた。編集部門で 中国新聞社の受賞は、九五年度の「ヒロシマ50年」報道に続いて七 度目。授賞式は、十月十五日に宇都宮市で開かれる第五十二回新聞 大会で行われる。
新聞協会賞は新聞界(通信社、放送を含む)全体の権威と信用を 高める目的で、五七年に設けられた。編集、経営・業務、技術の三 部門に分けて贈られる。本年度は編集部門六十九件、技術部門五件 の計七十四件の中から選ばれた。
中国新聞社の連載「であい しまなみ」の授賞理由は次の通り。
「瀬戸内しまなみ海道」開通を前に、穏やかな海と島、新しく主 役となった橋をモチーフに、その風景の中で営まれる人々の暮らし を、毎週一ページ特集で連載した。大型カラー写真と記事を組み合 わせ展開した。三橋時代を迎え、移りゆく地域とそこに暮らす人々 の人間模様をとらえた作品は、二十一世紀に伝える貴重な記録と評 価される」
中国新聞社の新聞協会賞受賞は、編集部門では五九年度の連載 「瀬戸内海」、六五年度の「ヒロシマ20年」報道、八五年度の「ヒ ロシマ40年」報道、八六年度の連載「シベリア抑留」、九〇年度の 連載「世界のヒバクシャ」、九五年度の「ヒロシマ50年」報道に次 いで七度目。また、経営・業務部門でも、「『ひろしまフラワーフ ェスティバル』の創造と展開」などの三度を合わせると地方紙では最多、十度の受賞となる。
新聞広告賞でも奨励賞
日本新聞協会は一日、第十九回新聞広告賞の受賞者を決めた。新 聞社企画部門では本賞五社と、中国新聞社の「みんなが森林のサポ ーター」、中国新聞社と愛媛新聞社の共同企画「しまなみ海道二紙 共同企画」など奨励賞十件、広告主企画部門で本賞五社、優秀賞十 件を選んだ。十月二十日の「新聞広告の日」に東京で表彰式をす る。
▽栄誉を励みに努力
山本治朗中国新聞社長の話 瀬戸内しまなみ海道開通前に本紙で 展開した写真企画「であい しまなみ」に、日本新聞界最高の賞が 授与されると決まったのは、大きな喜びです。企画は、中国と四国 の間が自由に往来できるようになる時の記録であるとともに、双方 が力を合わせる地域づくりへのあかしとも位置付けています。この 栄誉を励みとし、今後も本社に課せられた使命を果たし、皆様の期 待にこたえるよう、さらに努力いたします。
【写真説明】「新盆の踊り」 盆踊り会場の海岸に設けられた祭壇。地区の人が集まり、供養した。後方は弓削大橋=愛媛県越智郡弓削町(1998年8月23日付)