中国新聞社

'99.4.27
尾道駅前

「神秘の貝」夜に咲く

 北の玄関口、尾道市のJR尾道駅前は着々と衣替え。日没後も光の新景を見せている。

 空がほんのりと明るさを残すわずかな時間、個性的な建物がライトアップされて浮かび上がった。背後には、尾道水道を照らす造船所の灯。街は光の競演に包まれていく。

 左手奥の細長い建物はホテル。右側は白い貝殻をモチーフにしたしまなみ交流館(テアトロシェルネ)。二十六日、完成し公開された。舞台や情報センターが開設される。神秘の貝も夜はオレンジ色の光に照らされ、ふっくらした愛きょうある姿に変わる。

 駅から尾道港に続く歩道橋の上では、カップルが立ち止まり、夜景とおしゃべりに時を忘れている。ウォーターフロントの言葉がよく似合う。耳を澄ますと、暗がりの向こうからフェリーの着岸する音が聞こえてきた。

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PHOT
しまなみ海道の北の玄関口、尾道市。変ぼうしながら開通を待つ

しまなみ新景
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