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空中散歩用ヘリポート
武骨なコンクリートの塊が、にょっきりと海に突き出している。堤防には短いし、桟橋にしてはちょっと太め。実はこれ、ヘリコプターの発着場である。
ここから、全長約一・三キロの因島大橋や周りの島々の眺めを楽しめる空中散歩が始まる。「しまなみドリーム・フライト・ヘリコプター」。飛行時間は五分(料金5800円)、三分(同3500円)と短いが、エメラルドグリーンの海から真っ青な空へと飛び立つだけでも心が躍りそう。
出番前のヘリポートに目をつけたのは、尾道市向東町の岩岡政男さん(69)。しまなみ海道沿いをスクーターで走り回り、釣り糸を垂れている。「ここは足場が良くていろんな魚が釣れる。きっと家族連れでにぎわうよ」。サヨリやキスを次々と釣り上げた。
砂浜の向こうは、人と海が出会う交流の場として整備された「因島アメニティ公園」。花々が迎え、板張りのテラスでは波の音を聞きながら食事もできる。
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| ヘリポートの上で釣りを楽しむ岩岡さん。後方に見える人工海浜の砂止めの役目も果たす |
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