バレーボールのプレミアリーグは19日、静岡県袋井市のエコパアリーナなどで男女の9試合があった。男子のJTは東レに3―1で快勝。今季初の連勝で5勝3敗とし、5位から3位に浮上した。
JTは尾上健司らのブロックがさえ、2セットを連取。第3セットを落としたが、直弘龍治らが要所で決めて制した。首位のサントリーは大分三好にストレート勝ち。2位パナソニックも堺を3―0で下した。
女子の岡山シーガルズは武富士をストレートで下し、6勝目。4位に順位を上げた。(下手義樹)
▽粘り腰 要所締める
白星、黒星を繰り返していたJTが、やっと今季初の連勝を飾った。レシーブとブロック。JTバレーの神髄を要所で発揮したのが勝因だった。
レシーブ職人の徳元幸人に代わり、先発した加藤陽一。攻撃重視の布陣だが、加藤はレシーブでも踏ん張った。第1セット、一時は20―23と後がなくなった。窮地でベテランはサーブやスパイクに体を張って食らいつき、攻撃につなげた。そこから大砲パンテレイらの強打で追いつき、追い越し、29―27で制した。
第2セットは高い壁だ。尾上健司の3連続を含む、このセット七つのブロックポイント。相手得点源を完ぺきに封じ込めた。「このプレーで流れが変わる、という場面で、最大限集中してできている」。この試合計8ブロックポイントを挙げた尾上の言葉に、今のチームの充実ぶりが垣間見えた。
フルセットの末、つかんだ6日の全日本選手権優勝。「劣勢でもリラックスしているし、自滅することがなくなった」と加藤。身をもって知った「最後まであきらめない」という信念を、コートで体現できている。
これで5勝3敗。「一試合一試合、一つ一つの積み重ね」と栗生沢淳一コーチは引き締める。自信と勢いをつかんだJTが、貯金を積み上げていく。(下手義樹)
【写真説明】【JT―東レ】第1セット、東レ・笠原(左端)のスパイクをJTの左から直弘、尾上、パンテレイの3枚ブロックで止め、24―23と勝ち越す(撮影・荒木肇)
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