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一夜で選出、夢のよう 女子の中村(天満屋) '08/3/11

 チームのウインドブレーカー姿で会見場に現れた中村友梨香。シドニー五輪女子マラソン代表の山口衛里コーチから花束を受け取ると、笑みがこぼれた。21歳での代表入りに「夢のよう。気を引き締めて頑張りたい」と落ち着いた口調で話した。

 初マラソンだった9日のレースを制し、約24時間後の選出だった。五輪の目標はまだ考えていない。だが現時点での課題を、「(レース中に)集団の中で要らない力を使っている」と冷静に分析。「(五輪までに)良い練習をして、良い状態で臨みたい」と、大一番に向けての抱負を語った。

 武冨豊監督は中村の長所を「一番言えるのは若いこと」と説明。五千メートルのベスト記録が代表3選手の中で最も速い点を挙げて、「確かに経験が足りない部分はある。しかし、スピード面は伸ばせる可能性があり、武器にできる」と、新星の伸びしろ部分を強調した。今月下旬にトレーニングのため米国・アルバカーキに渡り、五輪に向けての本格的な調整に入る予定だ。(教蓮孝匡)

 なかむら・ゆりか 2007年世界ロードランニング選手権出場。06年全日本実業団ハーフマラソン2位。初マラソンの名古屋国際で優勝した。兵庫・県西宮高出、天満屋。165センチ、50キロ。21歳。兵庫県出身。

【写真説明】記者会見で北京五輪への抱負を語る中村(撮影・増田智彦)




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