バレーボールプレミアリーグ男子のJTが、サントリー戦の勝利で、1勝1敗のスタート以上に勢いづいている。特にセンター町野仁志の先発起用が的中。「スタメンは苦手」と語る言葉とは逆に、攻守にさえ、厳しいレギュラー争いで活気づけている。
先輩尾上健司を押しのけ、開幕2戦とも先発し、ほぼフル出場。56・5%のアタック決定率はチーム1、宮下雅寛をも上回るブロック8得点もリーグ4位。「このボールは止められると分かるほど、ブロックの感覚はいい」と、好調さの手応えを感じている。
出場機会のなかった尾上は「自分の出てない試合でサントリーに勝ったのは受け入れがたいものがある」と挽回(ばんかい)に必死。「プレッシャーを感じながらやっていく」と22日の次戦でスタメン奪回を期す。
開幕スタメンは3季連続の町野。だが、過去はけがなどもあり長続きしなかった。「求めるのは自分の百パーセントのプレー。それができたときは引退してもいい」と言い切る異質な27歳。自らとの勝負にこだわる男が、チームをさらに勢いつかす。(中橋一誠)
【写真説明】攻守にさえたプレーをみせるJT町野
|