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梶下(安佐南中)、メダルへ闘志 デフリンピック5日開幕 '09/9/1

 5日から台湾である聴覚障害者のための国際総合競技大会「デフリンピック」のテニス代表に、広島・安佐南中3年の梶下怜紀(れいき)が選ばれた。シングルス、ダブルス、混合ダブルスの3種目に出場する。選手団154人中、男子(87人)では最年少の15歳は「メダル獲得を目指し、一戦ずつ勝ち上がる」と意気込む。

 生まれつき、ほとんど耳が聞こえない。テニススクールを開く父欣昭(よしあき)さん(47)の勧めで4歳から始めた。練習は1日3、4時間。相手の顔つきやしぐさを見逃さず、打球のコースなどを判断する。欣昭さんは「目で得た情報を蓄積し、判断力を磨いた成果」と話す。

 実力は全国トップクラスだ。今夏の全国中学生選手権のシングルスでは8強入り。28日に終わった15歳以下(U―15)全国選抜ジュニア選手権中国予選のシングルスでも優勝した。「テニスのない人生は想像つかない」。テニスを心の支えとし、将来の夢はプロ選手だ。

 昨年10月のデフリンピック予選で優勝して日本代表入り。大会では、成人との対戦が待つ。「大人と練習しているし、問題ない。同じ立場の人との対戦は少ないので、どんな試合になるか楽しみ」と心待ちにしている。(貞末恭之、写真も)

【写真説明】「自分のベストプレーを心掛けたい」と練習に励む梶下




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