▽多彩な攻撃 さらに磨き
バレーボールの天皇杯・皇后杯全日本選手権第3日は19日、東京体育館で準決勝があった。男子のJTは東レを3―2で下した。20日に同体育館である決勝で、2大会ぶりの優勝を懸け、パナソニックと対戦する。
JTは第1セットを19―25で失ったが、2、3セットを連取。フルセットまで持ち込まれたが第5セットを15―12で取り、接戦を制した。パナソニックは堺にストレート勝ちした。
女子では2試合連続でプレミアリーグ勢を破って勝ち上がり、高校勢として初の4強入りを果たした東九州龍谷高(大分)が久光製薬に1―3で敗れた。初優勝を目指すデンソーは東レを3―1で退けた。
第5セット。エースゴメスの強打とブロック、さらにセンター陣の速攻が次々に決まる。フルセットの大接戦となったが、JTは昨季のリーグと天皇杯2冠の東レを最後は力でねじ伏せた。
18日のサントリーとの準々決勝では、速攻からの得点はわずか4だった。それがこの日はセッター井上と、センター町野、宮下の息が合い、2人の速攻による得点は計17を数えた。
町野は「大切なのはセッターとの信頼関係。今日の得点の多さは、それを表している」と胸を張る。井上も「攻撃の5人全員を使って点を取る。練習通りのプレーができた」。
ゴメスの26得点を筆頭に先発5人のアタッカーが全員2けた得点。多彩でパワフルなJTの攻撃に、さらに磨きがかかった。
(1)サイド、センターを積極的に使った攻撃(2)強いサーブを打つ(3)優勝。ゴードン監督は大会前、選手に三つの目標を掲げた。最初の二つはほぼ達成できた。「優勝したい、という強い気持ちを全員が持っている」と甲斐。2大会ぶりの頂点に、また一歩近づいた。(下手義樹、写真も)
【写真説明】【JT―東レ】第2セット、JTの町野(右端)が速攻を決め、7―5とリードする。左から2人目は井上
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