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<プレーオフ準決勝>
ハンドボール日本リーグのプレーオフ第1日は20日、東京体育館で男女の準決勝計3試合があった。男子はレギュラーシーズン3位の湧永製薬が2位のトヨタ車体に21―22で逆転負け。2年ぶりの決勝進出を逃した。
前半を11―11で折り返した湧永製薬は後半23分すぎに21―18と3点リード。しかし、25分から4連続失点を喫した。トヨタ車体は初の決勝進出。
男子の残り1試合は1位の大同特殊鋼が4位のトヨタ紡織九州に36―32で逆転勝ちし、7年連続の決勝進出を決めた。
女子は3位のソニーセミコンダクタ九州が2位のオムロンを22―18で下し、2年ぶりの決勝に進んだ。オムロンは5連覇の夢が断たれた。
21日の決勝は、男子が大同特殊鋼―トヨタ車体。女子は1位の北国銀行とソニーセミコンダクタ九州が対戦する。(貞末恭之)
▽終盤4連続失点 悪夢の逆転喫す
試合終了を告げるブザーに、湧永製薬の選手はぼうぜんと立ち尽くすしかなかった。残り5分から、悪夢のような4連続失点で逆転負け。12年ぶりの頂点への挑戦は、準決勝で幕を閉じた。
後半は終始、優勢。決勝への切符をつかんだかに見えた。シナリオが狂い始めたのは、3点リードを奪った同23分すぎ。チームの抱える課題がコート上に忍び寄ってきた。
「ゲームを仕切るリーダーがいなかった」と福田主将。遅攻で時間を稼ぐのか、しっかりした守備ラインを築き、失点を防ぐのか。ゲームプランが中途半端なまま、失点を重ねた。リーグ戦2戦全敗のトヨタ車体に、ゴール前に横一線で並ぶ伝統の6―0の守備システムで対抗。終盤まで機能したが、最後に足が止まった。
同18分すぎから出場していた選手兼任の山口監督は「疲労でチームが目いっぱいだった」。選手層の薄さも響いた。
開きかけた決勝の扉を逃しただけに、選手のショックは大きい。好セーブで試合を引き締めたGK松村はこぼした。「今からどうすれば勝てるのか、正直分からない」
13年ぶりの優勝を目指す来季に向け、チームの苦悩が深まる敗戦となった。(貞末恭之)
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