バレーボールのプレミアリーグは20日、静岡県の三島市民体育館などで男女の8試合があった。男子のJTは東レに0―3のストレート負けで14勝13敗となり、5位に後退した。4強による決勝ラウンドの最後の座を争う豊田合成はFC東京にストレート勝ちし、15勝12敗で4位に浮上した。
首位のパナソニックは3位の堺に2―3で敗れた。6位のサントリーは大分三好に3―1で勝ち、14勝13敗とした。
女子の岡山シーガルズはデンソーにフルセットの末敗れて10勝17敗となった。(下手義樹)
▽4強へ「首の皮一枚」
4強入りにがけっぷちのJTは、ストレート負けという最悪の結末。試合後のコートには重苦しい雰囲気が漂った。
「質の高いバレーはしていた」とゴードン監督。ゴメスは21得点。甲斐、国近も高いアタック決定率を誇った。ブロックポイントも相手を上回る8得点。さらに一球一球、気迫あふれるプレーを続けた。無抵抗だったわけではない。
ただ、監督は「東レは攻撃、レシーブとも安定感があった」と付け加えた。すでに4強入りを決め、戦いに余裕のある東レに対し、JTは重圧からミスを重ね、流れを失った。
第1セットは7―6から、第2セットも11―9から連続3失点。引き離したい場面でレシーブが乱れ、スパイクがアウトになった。徳元主将は「高い気持ちをいい方向にもっていけなかった。雰囲気がいつもと違っていた」と硬さのあったチームを嘆いた。
4強入りの可能性が消えたわけではない。21日に豊田合成が大分三好に0―3で敗れれば、JTはパナソニックに3―1で勝てば、1―3なら3―0で勝つとセット率で上回る。「最後まで何が起こるか分からない」とセッター菅。首の皮一枚残ったJTが、最終戦で奇跡を目指す。(下手義樹)
【写真説明】【東レ―JT】第3セット、JTは町野Aと甲斐Hの2枚ブロックがボヨビッチKに破られ9―13とリードを広げられる。Nは菅(撮影・今田豊)
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