
| アマスポーツNOW |
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第3部 指導者の現状 5 | 校務多忙 |
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| 仕事に追われ、部活動の指導ができない教員が増えている |
| 会議漬け 時間足りぬ |
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「校務が忙しくて、部活動の指導に出られない」。中国地方の 中、高体連の関係者を対象に、中国新聞社が昨年暮れに実施した 「運動部活動アンケート」では、そのような声が多数寄せられた。 部活動と校務に追われる顧問教諭の悩みを聞いた。
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「平日は二日出られればいいほうではないでしょうか」。岡山県 内の公立中でソフトテニス部の顧問をするA教諭(45)は現在、学年 主任を担当している。「大規模校ならともかく、うちのような中規 模校では教員一人当たりの仕事量も多い。一人が五つ、六つの分掌 を持っていたり」。平日は職員会議に学年会、生徒指導や進路指導 の委員会など会議漬け。やっとグラウンドや体育館に顔を出せたと しても、一時間足らず。満足いく指導ができないまま、練習はいつ も終了時間の午後六時を迎える。
会議だけが理由ではない。入学式、文化祭、修学旅行など、学校 行事ごとに、案や報告書を準備しなくてはならない。加えて、本業 である授業の準備や教材研究の時間も必要だ。「校務をおろそかに して、部活動の指導はできない。現実を見ると、社会体育への移行 が望ましいと思うが、学校の部活動に対する保護者や子供の期待は まだまだ大きいですから」。いかに時間をつくるか。A教諭はいつ も頭を悩ます。
| 部活励むと帰宅は深夜 |
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鳥取県内の高校でソフトテニス部の顧問をしているB教諭(42) は、ほぼ毎日、部活動の指導をしている。「他の先生に迷惑をかけ ることはできないので会議には出席するが、原則自分の仕事はすべ て、部活動が終わってからするようにしているので」。下校時間の 午後六時以降が、B教諭にとって、校務をこなす時間となる。
「一生懸命な生徒を見ていると、何とか目標を達成させてやりた いと思うんです」。生徒の熱意にこたえようとすれば、当然教員の 負担は大きくなる。教材研究や授業の準備には時間がかかる。担任 しているクラスの生徒指導や、ホームルームの準備もある。それだ けに、学校を出るのはいつも午後十時過ぎ。家に帰ると、寝るだけ という生活が続いているという。
少子化による教員減が続く中、今後も仕事量が増えていくこと は、容易に予想される。「勤務時間や仕事量を考えると、今がもう 限界でしょう。教員にも家族がありますから」(B教諭)。切実な 声も、対応策は見当たらない。