
| アマスポーツNOW |
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第4部 変わる部活 4 | 合同チーム |
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| 合同チームを組んで大会に出場した高陽東高と大竹高サッカー部 |
| 貴重な試合機会を提供 |
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「単独校による学校対抗」。学校スポーツの大会における一つの 原則が、少子化という時代の流れの中で変わりつつある。
ラグビー、サッカー、駅伝などの競技で、一校単独ではチーム編 成できず、大会に出場できない学校が激増。その対策として、複数 校による合同チームの大会出場を条件付きで認める動きが今、中国 地方でも出始めている。
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大竹高サッカー部は昨年十一月の一年生大会に、高陽東高との合 同チームで出場した。当時、大竹高の部員は七人。この年から県高 体連のサッカー専門部は、合同チームの出場を認めていた。三宅豊 監督(38)が相手を探し、部員九人の高陽東高と組んだ。
試合前に、二度ほど合同練習を実施。大会では、初戦を突破し た。「試合ができることで、生徒の練習に取り組む姿勢も変わり、 生き生きとなった」と、三宅監督は振り返った。
| 部員不足…容認の動き |
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合同チームの大会出場は、同専門部の懸案事項だった。九八年十 二月の広島地区総会で正式に議題に上り、同地区の技術委員会が規 約の変更を検討。昨年四月の総会で、「出場前に最低一度は、合同 練習を実施する」「出場は中国、全国大会につながらない一年生大 会に限る」という条件付きで認めた。
三宅監督は「指導者同士の意思疎通と、生徒がどれだけ納得して やるかが、成功するかどうかのカギ」と言う。
山口県中体連は二年前から、軟式野球、バレーボールなど団体六 競技に限り、主催大会への合同チームの出場を認めている。各支部 大会では出場が報告されていたが、厚狭中と埴生中の男子バレーボ ール合同チームは今春、地区予選を突破。五月十四日の県大会に初めて出 場した。
厚狭中の部員は二十四人。同中体連は競技力向上を目的に合同チ ームを組む学校が出てくることを危ぐし、対象は単独でチームを組 めない学校に限っている。今回の合同チームは、部員が二人しかい ない埴生中の救済処置として認めた。
厚狭中の長谷川浩史監督(31)は昨年、光市の浅江中時代にも合同 チームを作り、大会に出場した。長谷川監督は「少子化は続き、単 独で大会に出られない学校は増えてくる。生徒たちに多くの試合を 経験させるためにも、合同チームは増えていくべきだ」と、力を込 めた。