
| アマスポーツNOW |
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第1部部が消える 4 | 教員異動 |
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専門指導者の存在が
欠かせない体操競技 (去年5月の広島県総体) |
| 「専門家」去り存続不能 |
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昨年春、広島市佐伯区の五月が丘中で、十二年間続いていた女子体操部が、九人の部員を残し、なくなった。廃部の原因は、教員の異動だった。創部から生徒を指導してきた顧問の里雅史教諭が人事異動で他校に転勤。代わりの指導者が見つからず、活動は実質的
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女子体操部は、市中体連の体操専門委員長でもある里教諭が、同校に赴任したのをきっかけにできた。学校からは、「異動する時には、部をなくしていってほしい」という条件を出されていた。「体操は、指導に専門的知識が要求され、危険性も高い。経験のない先生に引き継いでもらうのは難しい」。里教諭は学校側の思いを代弁した。
| 安全性や知識がネック |
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転勤が決まった直後、廃部についての説明会が開かれた。保護者からは、存続を求める声も上がったが、学校側の方針は変わらなかった。結局、本年度から部員募集を停止。残った部員は校長、教頭の立ち会いで、安全な種目に限って続けている。
「生徒たちに競技を続けさせてあげたいのは学校側も同じ、しかし、安全性が保証できなければ…」と井東弘教頭。この生徒たちが大会に出ることはもうないという。
体育コースを持ち、複数の部が全国で活躍している山口市の西京高。国体、インターハイに多くの選手を送り込んでいた自転車部が廃部となったのは、九七年春だった。前年に顧問教師が転勤になり、部員が激減したのが原因だった。「特殊な競技は専門家でないと指導できない。致し方ない結果です」と学校関係者。マイナーな競技であればあるほど、代わりに専門の指導者が赴任してくる可能性は少ない。公立校であれば、現在の強豪校も例外なく廃部の危機を抱えているといえる。
教員の異動は、教科中心に実施されてきた。広島県教委教職員課の榎田好一課長は「部活動の継続性は、異動を考える上での要素として考慮している。しかし、学校の希望をすべてかなえることは難しい」と説明する。専門の指導力を持った教員が、その競技部のない学校へ転勤するケースも多い。指導者不足の裏には、このような現実もある。