
| アマスポーツNOW |
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11 | 異競技連携 |
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| 広島県体協のスポーツフェスタで、チームをPRするトップス広島の選手たち |
| 「トップス広島」先陣 |
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企業スポーツの生き残りをかけた全国初の試みが、四月に広島で スタートした。プロサッカーのサンフレッチェ広島、バレーボール のJT、ハンドボールの湧永製薬とイズミ、バスケットボールの広 島銀行が連携。互いに応援し合う「広島トップスポーツクラブネッ トワーク(トップス広島)」を旗揚げした。
企業の相次ぐ撤退に危機感を抱くJリーグや、広島出身の中央の 競技団体役員が、現状打開策として地元に提案。地域とともに発展 するJリーグの「百年構想」を共通理念とし、情報交換や観客動員 での相互協力と、地域貢献を二本柱に据え、企業が休、廃部をしに くい環境づくりを狙う。
各チームの部長らが定期的に会合を重ねているが、「活動資金が なく、できることも限られる」と広島銀行の白石和男部長(57)。長 期展望が持てないのが実情だ。発起人の一人で、広島県ハンドボー ル協会の山下泉会長(64)=日本リーグ運営委員長=は「どんな形で 地域の人にアピールするのか、具体策がない。経営者を巻き込み、 動きやすい組織に」と、要望する。
| 地域貢献など課題山積 |
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サンフレのリーダーシップも求められる。久保允誉社長(50)は 「事務局を置き、組織的に動かないと続かない。行動指針もしっか り練り直す必要がある」。十月に中央の関係者と会い、再構築を図 る。
第二段階は他の企業チームや広島出身の選手にも声を掛け、幅広 いネットワークを目指す。青少年や高齢者への定期的な指導も、視 野に入れる。山下会長は「トップスで指導者登録をし、運動部のな い学校の生徒がいつでも指導を受けられるようになれば、波及効果 も出てくる」と、提案する。
久保社長が理事長を務めるスポーツ財団からの助成も検討。「J リーグも、事務局経費程度の金(約三百万円)は出してもいいと言 っている」。足場を固めた後、広島カープにも参加を呼びかける。
広島県体協も、側面支援する。七月に広島広域公園でスポーツフ ェスタを開催。トップスを中心に、12競技計百十人の選手が集ま り、子どもたちに競技の楽しさを教えた。同体協の大野徹専務理事 (46)は「企業チームを地元の人に広く知ってもらい、もっと応援す る雰囲気づくりをしたい」と、一層の支援策を練る。
日本オリンピック委員会の市原則之理事(58)=湧永製薬=らは、
全国にトップス組織をつくる構想を持つ。「次は名古屋を考え、動
き出している。広島が成功しないと困る」。スポーツ県・広島の動
向が全国の注目を集めている。