
| アマスポーツNOW |
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第1部 現状リポート 5 | 民間施設 |
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| 夕方6時以降は、仕事帰りのサラリーマンが足を運ぶフィットネスクラブ |
| 成人会員獲得 知恵絞る |
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スポーツを楽しむ場所は、公共施設ばかりとは限らない。フィッ トネスクラブ、スイミングクラブといった民間施設を利用する愛好 者も数多い。しかし、長い不況により会員数が減っているところも 多く、各クラブは新たな利用者獲得へ知恵を絞っている。
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広島市中区の広島YMCAウェルネススポーツセンター・WAA Pは現在、約千二百人の会員がいる。「バブルがはじけ、五年前に はピーク時の半分以下まで落ち込んだ。個人会員は昨今の健康ブー ムでかなり数を戻したが、法人はピーク時の三分の一程度」と中奥 岳生部長(39)は言う。
不況による利用者離れを受け、多くのクラブは二年前、一斉に料 金を値下げした。WAAPも月会費を二割減の八千円とし、昼間や 夜間に利用を限定した低価格の会員制度も設けた。その結果、昼間 は中高齢者の主婦、夜間は仕事帰りの若い女性の利用が増えたとい う。
| 「新メニュー」や値下げ |
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今後、広島市内だけで三施設がオープンする予定だ。中奥部長は 「これからは、高齢者利用が増えてくるだろう。民間だけでなく、 安い公共施設に負けないためにも、プログラムといったソフト面を 充実させていきたい」と話す。
小学生らでにぎわっているイメージの強いスイミングクラブも、 最近は利用状況は変わってきた。少子化で子ども会員が減り、大人 を対象とした新商品に力を入れるクラブが増えている。
広島市安佐南区の広島ミドリスイミングクラブでは一九九六(平 成八)年から、大人向けのスイムクラブをスタートさせた。月四千 五百円で、十六種類のレッスンを何回でも受けられる。「子どもだ けで経営していくのは、厳しい時代になった」と永田和久社長(4 5)。低料金と時間に制約されない点が人気となり、ピーク時の三分 の一にまで落ち込んでいた会員数も倍近くまで増加。現在では、他 のクラブでも同様のコースを設けている。
10対1だった子どもと大人の比率も、今では2対1に。大人の利 用が午後六時以降に集中するため、競技選手の練習するレーンが取 りにくいという悩みも生まれた。「それでも、大人会員を増やして いくしかない。同業者だけでなく、フィットネスクラブもライバル です」(永田社長)。民間施設にとって、激しい競争の時代が到来 している。