
| アマスポーツNOW |
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第2部 総合型クラブ 6 | 人 材 |
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| カギ握る指導者連携 |
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| Jリーグの地元開幕戦(3月)で、パンフレットを配る広島ビッグアーチボランティアのメンバー |
地域のスポーツ振興は、総合型クラブのように、行政主導で進め られるケースが多い。成功させるには、体育指導委員やボランティ アといった、地元で実際に動く人々の存在が重要になってくる。
岡山県南部ある人口七万人の玉野市。昨年九月に発足した「玉野 市総合スポーツクラブ」には、多くの市の体育指導委員がかかわっ ている。「クラブが成功するかどうかは、その町にどれだけの人材 がいるかということですよ」。チーフアドバイザーの玄馬秀雄さん (61)は強調する。
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玄馬さんは、約二十年間、体育指導委員の会長を務めてきた。 「学校や競技団体など市の体育関係者に顔が利く」(市教委)との 理由で、昨年四月にクラブ運営の仕事を依頼された。市教委の担当 者と相談し、教室の設定や指導者探しなどを行っている。
現在は、文部省のモデル事業期間中(三年間)のため、国の補助 金を含め、年間一千万円の事業費がある。しかし、それも来年度ま で。「自主運営には、人件費(五百九十万円)を削るしか手段はな い。謝金(一人二時間で五千円)を減らしても、協力者がどれだけ 集められるか」と玄馬さん。二年後に向け、地元の指導者や体育指 導委員、教員らと、より連携を深める必要性を実感している。
| ボランティアの活用も |
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スポーツ大会の運営に欠かせないのがボランティア。広島市で は、そのネットワークづくりが進められている。本年度から始まっ た「広島ビッグアーチボランティア」。市スポーツ事業団が事務局 となり、現在二百人が参加している。
同ボランティアは、広島広域公園で開催される行事のうち、主催 者から要請があったものに派遣。Jリーグ公式戦やワールドユース カップテニスなどで、入場券の改札や受付業務を担当した。
「従来の『する』、『見る』だけでなく、『支える』というスポ ーツとのかかわり方も生まれている」。同事業団事業課の竹本久男 課長(53)は、活動の狙いを語る。
試行事業のため、来年度以降の継続は未定である。しかし、竹本 課長は「サービスをする側や、受ける側にも大きなニーズがある。 ボランティア意識を持った人が増えることは、総合型クラブなど、 今後の地域のスポーツ振興にも、大いに役立つと思う」と話す。こ うした人材の発掘とネットワークが、スポーツ環境を支える力にな りつつある。