中国新聞社

2000/2/4

 
 日本のスポーツが今、大きな転換期を迎えている。中学、高校の運動部は、少子化や指導者不足に加え、生徒の部活動離れが進み、部員不足が深刻化。チームの編成ができない部が増え、休廃部も続出している。根性主義的なスポーツ観も問題にされ、部活の是非を含めて見直しを迫られる。企業スポーツは長引く不況によるリストラの一環で、活動縮小が相次ぎ、競技レベルの低下が懸念される。国民医療費も膨らみ続け、生涯スポーツの普及が叫ばれる。文部省は生活スタイルや年代に応じ、さまざまなスポーツを楽しめる総合型地域クラブの育成モデル事業に取り組み、地域ぐるみによる環境整備を進める。多様化するニーズ。二十一世紀に向け、あらゆる場面で新しいスポーツの在り方が模索されている。
アマスポーツ取材班
企業看板チーム 相次ぐ休廃部
地域モデルは欧州 多彩な種目
学校部活の熱気 今いずこ
 既存の組織 再構成しよう
〜大橋 美勝氏 岡山大教育学部教授(スポーツ社会学)
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