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平成  新鋭次々戦国時代へ


平成3年の選抜決勝で、広陵九回二死一、二塁、下松(左)がサヨナラの右越え打。松商学園(長野)を下し、65年ぶりに全国の頂点に


 時代は平成へ。広島、山口は、本格的な戦国時代に突入した。平成の十二年間、甲子園初出場を果たした学校は、広島7、山口が4。夏の選手権で連続出場を果たしたのは、広島が1で山口は2。要因は新興勢力の台頭にある。二年の選手権。初出場ながら四強入りした広島山陽が、顕著な例である。

 三年の選抜では、古豪広陵が復活。松商学園(長野)との決勝は5―5の九回、劇的なサヨナラで六十五年ぶりの優勝を飾った。三田学園(兵庫)との1回戦の土壇場で同点とし、引き分け再試合を制すなど、驚異的な粘りで栄冠をたぐり寄せた。

 以後、郷土勢の優勝はなく、十一年の選手権に出場した岡山理大付の準優勝が最高。その間、新時代が到来し、新たな息吹が芽生えた。広島では、近大福山、西条農、宮島工、瀬戸内などが念願の甲子園出場を果たした。

 近年、広島の高校野球界をリードしているのが、高陽東と如水館だ。元広島工の小川成海と元広島商の迫田穆成の両監督。ともに全国経験豊富な指揮官が、無名校から一気に全国区へと飛躍させた。高陽東は八年に春ベスト4、夏ベスト8の好成績を残した。如水館は混戦の広島大会を九年から三年連続で制した。

 山口は黄金時代を築きつつあった宇部商に、新勢力が続々と宣戦布告。元年に桜ケ丘が県大会を制し、光が五、六年と連続出場。九年には西京が春夏連続出場を果たし、十一年は久賀が県大会を制した。




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第73回選抜高校野球大会 頑張れ!中国勢
平成元
(1989)5月年3月
選抜 広島工ベスト8。松江東2回戦、倉吉東1回戦
6月 広島、愛媛、大分の3県親善高校野球スタート
8月 選手権 倉敷商ベスト8。桜ケ丘3回戦、出雲商、米子東2回戦、近大福山1回戦敗退
2年3月 選抜 光南2回戦、倉敷商、鳥取西1回署敗退
8月 選手権 広島山陽初出場でベスト4。宇部商3回戦、境2回戦、岡山城東、津和野1回戦敗退
3年3月 選抜 広陵65年ぶり2度目の優勝。瀬戸内2回戦、邇摩1回戦敗退
8月 選手権 宇部商3回戦、西条農、益田農林現(益田産)2回戦、岡山東商、米子東1回戦敗退
4年3月 選抜 広陵、広島商2回戦、米子商1回 戦敗退
8月 選手権 広島工ベスト8。倉敷商、大社、倉吉北2回戦、山口鴻城1回戦敗退
5年3月 選抜 鳥取西3回戦、崇徳、岩国、関西 2回戦敗退
8月 選手権 鳥取西3回戦、西条農、光、岡山南、松江第一(現開星)1回戦敗退
6年3月 選抜 広島商2回戦、江の川、岡山理大付1回戦敗退
8月 選手権 ベンチ入りが16人に。八頭3回戦、関西2回戦、広島山陽、光、江の川1回戦敗退
7年3月 選抜 関西ベスト4。広島工、宇部商2回戦敗退
7月 選手権広島県大会、シード制を導入
8月 選手権 下関商、関西3回戦、宮島工2回戦、江の川、倉吉東1回戦敗退
8年3月 選抜 高陽東初出場でベスト4。岡山城東もベスト4。米子東2回戦敗退
8月 選手権 記録員として女子生徒のベンチ入りを許可。高陽東ベスト8。倉敷工3回戦、八頭2回戦、防府商、益田東1回戦敗退
9年3月 選抜 西京ベスト8。岡山南2回戦、豊 浦1回戦敗退
8月 選手権 西京3回戦、倉敷商2回戦、如水館、浜田、八頭1回戦敗退
10年3月 選抜 広島商、岡山理大付3回戦、岩国1回戦敗退
4月 広島、県外選手登録人数制限を撤廃
8月 選手権 80回記念大会で55校出場。浜田ベスト8。如水館、宇部商、岡山城東2回戦、境1回戦敗退
11年3月 選抜 光南、浜田2回戦、岩国1回戦敗退
8月 選手権 岡山理大付準優勝。浜田2回戦、如水館、久賀、倉吉北1回戦敗退
12年3月 選抜 広陵2回戦、岩国、南陽工1回戦 敗退
8月 選手権 瀬戸内3回戦、岡山理大付2回戦、岩国、益田東、米子商1回戦敗退