2001/11/01
暴走族からの離脱を望む少年たちの受け皿を目指す広島県警の「暴走族離脱サポートセンター」が三十一日、発足した。既に委嘱している暴走族相談員や新たに募る就学、就労支援のボランティアと連携し、リンチからの保護など離脱の促進と離脱後のケアに当たる。
離脱対策の専門組織は、全国の都道府県警で初めて。県警は、三日に発足させた特別取締本部と並ぶ暴走族対策の柱と位置付けている。 少年課内に設けるセンターには、暴走族の取り調べ経験などの豊富な警察官や少年補導員を計八人起用。ほぼ専従で業務に当たる。県内二十七署にも、離脱推進の責任者や担当者を置き、離脱に関する情報をセンターに集約。「チーマー」など暴走族以外の非行グループからの離脱も支援する。 離脱を希望する少年たちの相談を電話や面接形式で受け、リンチやいやがらせから守るため、各署と緊密に連携。同時に離脱を妨害するあらゆる行為に目を光らせ、警告・指導をし、悪質なケースは摘発につなげる。 また、離脱後の再出発に向け、勉学をサポートする元教諭や大学生などの就学ボランティアや、仕事に就くための技術指導をしたり雇用したりする就労ボランティアを募集。こうしたボランティアや家庭、学校とも連携し、完全な縁切りを図っていく。 近く、少年問題に専門的な知識を持つ臨床心理士や弁護士を、アドバイザーとして委嘱する。
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