2002/04/19
広島市の秋葉忠利市長は十八日、全庁組織である市暴走族対策推進本部の本部長に就任したことを明らかにした。辞職した前助役が務めていたポストに自らが就き、市暴走族追放条例の施行を受けて体制強化を図る。二十日夜には中区のアリスガーデンなどに出向き、住民と一緒に、暴走族少年に条例の内容を知らせる。 市役所であった対策推進本部会議には、各局長や区長ら約四十人が出席。秋葉市長は「袋町公園(中区)で暴走族の集会が見られなくなるなど対策の成果が出つつある。一日も早く、市民生活の安全と安心が確保される地域社会の実現を図りたい」と述べ、本部長就任を報告した。 推進本部は、森元弘志前助役を本部長に昨年十一月に発足したが、森元氏が助役を辞職した三月中旬以降、空席になっていた。 また秋葉市長は、暴走族が集会を開く土曜日の二十日夜、市職員七十人と条例の禁止行為などを書いたチラシを配る考えも示した。同日は市中心部の住民が少年に帰宅を促す「呼びかけ運動」もあり、市中心部での集会に依然として執着を見せている暴走族の説得に連携して当たる。 会議では、市条例に基づく基本計画を十月までに策定する方針も確認。暴走行為をさせない環境づくり▽暴走族への加入防止▽暴走族からの離脱促進―など既に掲げた六つの柱に沿った具体策を示す。市民団体や青少年育成機関などの意見も採り入れる。
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