本格シーズンの到来 知って味わう広島のカキ

広島の代表的な食材カキ。10月1日に水揚げが解禁され、本格シーズンの到来です。
生食用、加熱用、フライ、オイル漬けなど地元生産者自慢の逸品をそろえました。
アレンジレシピで味わってみませんか。作り方のポイントなどをGoogle web storiesで公開しています。

Google web stories

47CLUB x ひろしまモール
ひろしまの牡蠣

全国送料無料!

「令和2年度 国産農林水産物等販売促進緊急対策品目横断的販売
促進緊急対策事業におけるインターネット販売推進事業」連携企画

広島県は日本最大級の牡蠣の産地です。牡蠣はこれからが旬。
大粒で栄養豊富、うま味たっぷりの牡蠣を取りそろえました。
※出典/令和2年度 広島かき生産出荷指針

おうちでおいしい かき料理レシピ

フードアナリストの平山さんと一緒に広島産カキを扱う業者さん3人が、それぞれの商品の料理レシピを考案しました。家庭で作ってみてはいかがでしょう。

Google web storiesでその他のレシピも公開中!

殻付き牡蠣のビネグレットソース

〈材料2人分〉
殻付きカキ…4個

【ビネグレットソース】
酢…大さじ1
オリーブオイル…大さじ3
塩、こしょう…各少々
紫玉ネギ…1/2個
トマト…大1/2個
パセリ…適量

  1. ① ビネグレットソースを作る。紫玉ネギをみじん切りにして、塩を振る。しばらく置いてさっと水洗いして水気をギュッと絞る。トマトは粗みじん、パセリはみじん切りにする。
  2. ② ボウルに塩、こしょう、酢を入れてよく混ぜる。塩がしっかり溶けたら、オリーブオイルを入れ❶を混ぜる。塩で味を調える。
  3. ③ 殻付きカキは洗って、専用の箱に殻の平らな方を上にして入れ電子レンジで加熱する。(1個につき、2分が目安)
  4. ④ やけどに注意しながらカキの殻を開け、❷のソースを添える。

牡蠣フライの萌え断サンド

〈材料2人分〉
かきフライ(冷凍)…2、3個
紫キャベツ…1/3個分
トマトスライス…2枚
リーフレタス…5、6枚
タルタルソース…適量
マヨネーズ…適量
塩、こしょう…各少々
食パン(5枚切)…2枚

【タルタルソース】
ゆで卵…2個
玉ネギみじん切り…1/3個分
ピクルスみじん切り…大さじ2
塩、砂糖、こしょう、マヨネーズ…各適量

  1. ① 紫キャベツを千切りにする。塩を振ってしばらく置く。しんなりしたらさっと洗い、水気をしっかり絞る。マヨネーズや市販のドレッシングであえておく。
  2. ② 揚げ油を170度に熱して、凍ったままのかきフライを油の中に入れる。全体がきつね色になったら、引き上げて油を切る。
  3. ③ 食パン1枚をオーブンペーパーの上に置く。その上に❶とリーフレタス、かきフライ、タルタルソース、トマト、リーフレタスの順に重ねていき、もう1枚食パンを載せる。
  4. ④ ペーパーでギュッと包みこみ、形を整える。ペーパーごと切れば、美しい断面の出来上がり。

牡蠣オイル漬けベーコン巻とレモンのアヒージョ

〈材料2人分〉
牡蠣オイル漬け…1瓶(200g)
ベーコン薄切り…4、5枚
レモンの厚切りスライス…3、4枚
オリーブ、マッシュルーム、ブロッコリー、
オリーブオイルなど…各適量

  1. ① ベーコンを縦横半分に切り、1/4枚で1粒の牡蠣オイル漬けを巻く。オリーブと一緒につまようじなどで留め、アヒージョ用の浅めの鍋に入れる。
  2. ② レモンのほか、マッシュルーム、ゆでたブロッコリーなどを鍋に散らす。瓶のオイルを注ぎ、具材が浸かる程度のオリーブオイルを追加する。
  3. ③ 火にかけてプツプツと沸騰してきたら出来上がり。ガーリックトーストなどに載せて食べてもおいしい。

専門家に聞く栄養価

豊富な亜鉛 代謝を活発に

平山友美フードトータル
プランニング代表取締役
1級フードアナリスト
平山 友美さん

 カキは多くの栄養素を含むヘルシーな食材です。ミネラルやアミノ酸、ビタミンB群が豊富。中でも注目なのは亜鉛です。生のカキ100グラムには13~14ミリグラムの亜鉛が含まれています。同じ二枚貝で比較するとシジミは2~3ミリグラム、アサリは1~2ミリグラムですので、カキには多く含まれているといえます。
 亜鉛は新陳代謝を活発にする働きがあります。肌細胞の再生やメラニン色素の代謝を促すことから、美肌効果が期待できます。また免疫機能を活性化させる働きもあり、体を守る効果も期待できます。
 ただ、私たちの体内で亜鉛は作れないため、しばしば欠乏します。不足すると、タンパク質の合成などがうまく行えなくなります。例えば、味を感じにくくなったり、何も食べていないのに口の中が苦く感じたりした経験はありませんか。これは亜鉛が不足することで、舌にある味を感じる味蕾が機能していないために起こるといわれています。
 逆に摂取し過ぎると体内のミネラルバランスが崩れ、鉄や銅の吸収を妨げるので注意が必要です。栄養素たっぷりのカキを食事に取り入れて、健康的な毎日を過ごしましょう。

広島産の特徴と生産

身大きく味濃厚 生育順調

広島県農林水産局水産課課長
飯田 悦左さん

水揚げ作業の様子

 広島県は、カキ生産量年2万トンを目標にしています。2019年度は海水温度の上昇などが影響し、1万6100トンで、前年度比93%でした。それでも、国内生産の6割を占める日本一の生産量を誇っています。
 最近の傾向として加工品の出荷が増えています。19年度は1万500トンで、前年度比105%となりました。生カキよりも「かきフライ」など調理に手軽な加工品を選ぶ世代が増えているようです。その一方で、オイスターバーや、カキ小屋など新しいスタイルでカキを楽しむ食文化も生まれてきています。
 広島産カキの種類はマガキ。殻は小さく身が大きいのが特徴です。殻と、身の外套膜(がいとうまく)が黒っぽく、プリッとした食感と濃厚な味です。
 県内の養殖は1570年ごろ始まりました。広島は生育に良い条件がそろっています。中国山地から海に注ぐ水は、カキの餌となる植物プランクトンが好む窒素やリンなどが豊富です。風も波も穏やかな広島湾は廿日市市の宮島や、江田島などが、ふたのような役割を果たし、プランクトンや海中に浮遊するカキ幼生の多くが滞留。こういった恵まれた環境だからこそ、数百年も昔から養殖が続いているのです。
 今後も安定的な生産、出荷を目指すとともに環境に優しい養殖を進めていく必要があります。また生態系や資源の持続性に配慮した方法で漁獲、生産された水産物を消費者が選べるよう、商品にラベルを貼付する「水産エコラベル」認証取得に向けた取り組みも推進していきます。
 広島産カキは体内にうま味たっぷりのグリコーゲンがしっかり蓄えられる1月中旬から2月が旬です。10月から水揚げが始まりました。今季の身入りは良さそうです。恵まれた環境で育った、おいしくて品質の高い広島産のカキを全国の皆さんに味わっていただきたいですね。
 新型コロナウイルス感染拡大による影響により、外食や観光を全国的に控える傾向が強く、今後の生産や消費に影響が出てくる可能性には心配が尽きません。全国的に大変な状況が続きますが、県内産品を紹介するサイト「ひろしまモール」を通じ、カキ生産者を応援いただければ幸いです。