中学生(右)に子宮頸がんワクチンを接種する大下医師

 子宮頸(けい)がんの予防ワクチンを巡り、国が「積極的な接種の呼び掛け」を再開する見通しとなった。しびれや痛みを訴える人が相次ぎ、8年前に積極勧奨が中止されてから、広島県内での接種回数は、ピーク時の1割未満に低迷する。その後、安全性の研究が進んだことなどが勧奨再開の議論を後押しした。専門家は「接種が根付けば、がんは防げる」とし、国の動きが接種率向上につながるよう期待を寄せる。