広島県海田町の海田西小が、プール清掃後に教員が給水バルブの操作を誤り、10日間にわたって水を出しっ放しにしていた。水を張ったプールの周りに排水設備があるため、気付くのが遅れた。この誤操作による水道代は約80万円で、町が支出する。

 29日の町議会全員協議会で、町教委が報告した。1日にプールの清掃をして水をためた後、7日夕に教員がハンドル式のバルブを閉めようとして間違えて逆に回して全開にしていた。16日に町上下水道課が検針した際、使用水量などの異常に気付いて町教委に連絡して発覚した。

 水道管はプール用の大口径で、10日間に流失した水量は約2350立方メートル。町教委は、業務上の過失のため教員には水道代を請求せず、学校の光熱水道費で処理する方針。同町では新型コロナウイルス感染防止のため今年は小学校で水泳の授業はせず、プールは防火水槽としている。

 佐々木智彦教育長は「適正な予算執行を損なうとともに水資源を台無しにしてしまい重く受け止めている。今後、学校管理を徹底し、信頼回復に努める」と謝罪した。(二井理江)

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