冠水し、車が水没した海田町のアンダーパス=8日午後0時59分(撮影・山田太一)

 車1台が水没した広島県海田町のアンダーパスの冠水は、鉄道や道路下をくぐる道路の大雨時の危険性をあらためて浮き彫りにした。道路管理者は周辺に、冠水時に注意を促す電光掲示板などを整備して対策を講じるが、水没事故は後を絶たない。県警は「大雨時には絶対に近づかないで」と呼び掛ける。

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 8日午前6時10分ごろ、海田町の大正交差点近くのアンダーパスで「50センチほど冠水して車の通行が難しい」と110番があった。海田署員が駆け付けると乗用車1台が水に漬かり、立ち往生していたという。アンダーパスの水位は最も深い場所で2・4メートルに達した。「みるみるうちに水位が上昇した」と近くの行成啓子さん(77)は話す。

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