輸送密度2千人以下に該当する芸備線の列車(吉田口―向原間)

 JR西日本の長谷川一明社長が明らかにしたローカル線の大規模な見直し方針に、中国地方の関係自治体から戸惑いや反発の声が相次いだ。見直しの目安の一つとして初めて示された「輸送密度2千人」以下の路線は中国地方の在来線の半分を占める。新型コロナウイルス禍の中、経営の立て直しを急ぐJR西。地域は、全国で3千キロ以上の路線が廃止された1980年代の国鉄改革以来の重大な岐路に立つ可能性がある。

ローカル線見直し「輸送密度2000人以下」目安 JR西日本社長が言及