再選を決め、支持者らと喜ぶ高垣氏(中央)

 広島県東広島市長選は30日、投開票され、無所属現職の高垣広徳氏(68)=自民、立憲民主、公明推薦=が、無所属新人でサイエンス作家の大山宏氏(73)を破り、再選を果たした。

 高垣市政の1期4年の評価や、人口増が続く市中心部と過疎・高齢化が進む周辺部との地域間格差の解消などが争点となった。

 高垣氏は災害対応や新型コロナウイルス対策などの実績を強調。デジタル技術を活用した産業創出や子育て環境の充実などを訴えた。各種業界団体や地元国会議員、県議、市議たちの支援も受けて票を固めた。

 大山氏は市業務の合理化や金権政治の打破を主張したが、浸透しなかった。

  当日有権者数は14万9494人。投票率は25・52%で、2018年の前回(35・86%)より10・34ポイント下げた。最も低かった14年の30・88%を下回り、過去最低となった。(教蓮孝匡)

 高垣市長の話 災害復旧や感染症対策など1期目の実績を評価していただいた。引き続き、市民を守る危機管理体制の強化に取り組む。最新のデジタル技術や豊かな自然環境を活用した快適な暮らしを誰もが実感できる「やさしい未来都市」づくりを目指す。企業や大学、市民の皆さんの力を借りながら進めたい。