優勝後、いっぺんに届いた関連のトロフィーや賞状を広げる玉川さん。「飾る場所がない」と笑う

 牛のひづめを削り整える削蹄(さくてい)師の玉川哲司さん(42)=三原市大和町=が、国内の同業者が技術や知識を競う全国牛削蹄競技大会(日本装削蹄協会主催)で初優勝した。父の背中を追って飛び込んだ職人の世界。15回目の挑戦で悲願をかなえた。「技術をもっと磨き、牛に寄り添う職人でありたい」と向上心をさらに燃やす。