核兵器の開発や保有などを全面的に禁止する核兵器禁止条約は22日、発効から1年の節目を迎えた。被爆地広島、長崎の訴えから生まれたうねりは国際社会にさらなる広がりを見せる。その中で被爆地から誕生した岸田文雄首相(広島1区)は「核兵器なき世界」の「出口」と意義を認めつつ参加を否定。被爆者が求める第1回締約国会議へのオブザーバー参加にも慎重だ。禁止条約と距離を置いたまま、核軍縮をリードする道筋は描けるのか。

▶核兵器禁止条約とは