往時の姿をとどめる伏見櫓(右)と筋鉄御門(左)。JR福山駅(奥)がある市街地のそばに立つ(撮影・井上貴博)

 福山城本丸の南側に立つ二つの国重要文化財、伏見櫓(やぐら)と筋鉄(すじがね)御門は築城時から残る建造物だ。1945年の福山空襲でも奇跡的に焼失を免れた。福山市丸之内の福山城博物館の皿海弘樹学芸員(36)は「藩主の交代や廃城、鉄道敷設を含め、城下の変遷を400年間ずっと見続けてきた。福山の宝だ」と語る。