右から上に向かって流れる江の川沿いにある川戸地区。土地区画整理事業で道路が整備された(撮影・井上貴博)

 1972(昭和47)年の「47水害」では江の川が氾濫し、江津市桜江町で7月12日に住宅約820棟が被災した。水没した川戸地区の三浦明治さん(82)は、次男を妊娠していた妻の手を握り避難した。復興ではかさ上げを軸とする大事業の地元委員も務めた。暮らしを変える事業は住民の合意形成が難航。「あの時何とか前に進んだから川戸は水害から守られてきた」と50年前を振り返る。