広島市の中工場近くの海岸での一場面 copy;2021「ドライブ・マイ・カー」製作委員会)

 濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」が映画賞「第79回ゴールデン・グローブ賞」に選ばれたことを受け、撮影の舞台となった広島県内の各地は10日、喜びに包まれた。欧州に続き米国でも評価が高まっており、県内の関係者からは3月の米アカデミー賞の受賞を期待する声も上がった。

 ▽しまなみ、路面電車、ごみ焼却施設・・・

 「うちで撮影された初の映画が、世界でここまで有名になるとは」。東広島市の芸術文化ホールくららの森本浩司館長(64)は声を弾ませた。ホールでは西島秀俊さん演じる舞台俳優・演出家の主人公が、迫真の表情を見せるクライマックスのシーンが収録された。「アカデミー賞もきっと取れる」と森本館長は期待した。