山口県庁

 山口県は31日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に岩国市の8人が感染していたと発表した。このうち40代女性は、すでに隊員の感染が確認された海上自衛隊岩国基地(同市)と関わりがない。県は、海外渡航歴はなく、感染経路が不明なため、県内で初めての市中感染と判断した。県内のオミクロン株感染は計13人となった。

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 ほかの10歳未満~40代の男女7人は、オミクロン株感染者と接触があった。別の40代女性と30代女性が中等症で、6人は軽症か無症状という。1人は海自基地の隊員で、先に感染が判明した隊員の同僚。同基地の海自隊員の感染はこれで4人となった。

 また、山口県では31日、新たに15人の新型コロナ感染が確認された。居住地は岩国市8人、山口市4人、光市と防府市、広島県が各1人。山口県によると、岩国市の8人はオミクロン株に感染している疑いがあり、ゲノム解析をして調べる。

 一方、米軍岩国基地(同市)は同日、新たに基地関係者23人が新型コロナに感染したと発表した。オミクロン株かどうかは明らかにしていない。21日に基地関係者1人が確認されて以降、計145人になった。 

【グラフ】山口県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況