脱線現場の復旧作業を進める作業員(30日午後0時20分)

 広島市安芸区上瀬野町のJR山陽線八本松―瀬野間で起きた貨物列車の脱線事故の影響で不通となっていた西条―安芸中野間について、JR西日本広島支社は31日午後に上下線で運転を再開する。同支社が30日、明らかにした。

 同支社によると、上り線は広島発が31日午後0時50分、下り線は白市発が午後0時57分、糸崎発が午後0時53分に再開する。再開後、バスによる代行輸送と山陽新幹線での代替輸送は終了する。

 事故車両は30日早朝に撤去を完了した。同支社はこの日、数百メートルにわたり損傷した枕木数百本の交換や、電気設備の付け替え作業を進めた。31日は作業終了後に点検列車を走らせ、安全を確認して運転を再開する。

 列車は25両編成で、12両目が脱線した。国の運輸安全委員会の調査官はこの日、広島貨物ターミナル駅(広島市南区)で12両目以降を調べたという。

 事故は28日夜に発生。同支社は29、30の両日、西条―安芸中野間の上下線で運転を終日取りやめていた。(松本輝)

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