2年ぶり2度目の優勝を決めた環太平洋大のアンカー林本(撮影・山下悟史)

 第65回中国四国学生駅伝(中国四国学生陸上競技連盟、中国新聞社主催)が5日、山口市内の6区間53・5キロのコースであり、環太平洋大が2時間40分9秒で2年ぶり2度目の優勝を飾った。最優秀選手の東川賞には6区で区間新を記録した林本涼(環太平洋大)が選ばれた。

 昨年より5校多い16校に、オープン参加を含めた21チームが出場した。環太平洋大は3区脇が1位と1秒差の2位でたすきを渡し、4区土倉が区間新の走りで1位に躍り出た。3〜6区が区間賞の快走で徐々に後方を突き放し、2位に2分以上の差をつけてゴールテープを切った。

 連覇を狙った広経大は、2区山崎が区間1位だったが、4区以降で離され巻き返せなかった。広島大は1区大森が2位と24秒差の1位でたすきをつなぎ、3区まで先頭集団に入っていたが、後半で大きく離された。

 優勝した環太平洋大は来年10月の出雲全日本大学選抜駅伝に中国四国代表として出場する。(山下美波)

 ▽厚い選手層 後半に地力

 環太平洋大は4区以降で大きく差をつけ、選手層の厚さを示した。

 1区は出遅れた。中間地点すぎで広島大に先頭を奪われ24秒差の2位。1区片山は「ごめん」と主将の2区杉原につないだ。3区は広経大と広島大との三つどもえとなった。3区脇は「8キロ近くで離されそうになったが食らい付いた」と、1位と1秒差の力走を見せた。4〜6区は全員2年生で、4区土倉がトップに立つと最後まで守り抜いた。5区山崎は「同級生同士で刺激を与え合っている」とうなずいた。

 出雲駅伝への出場権を得た。出雲市出身の杉原にとっては幼い頃からの憧れの舞台。レース後、応援に来た家族に「出雲で待っている」と言われた。「関東の大学と同等に戦い、環太平洋の名を全国に知らしめる」と意気込んでいた。(山下美波)