中国人民銀行=北京(共同)

 【北京共同】中国人民銀行(中央銀行)は20日、金融機関の貸出金利の目安となる「ローンプライムレート(LPR)」の1年物を0・1%引き下げ、3・70%とした。事実上の政策金利で、2カ月連続の利下げ。中国経済の減速に対する習近平指導部の強い危機感がうかがえる。追加の金融緩和で資金繰りが悪化した中小企業への融資を促す。

 先月の0・05%から下げ幅を拡大した。LPRの5年物も0・05%引き下げ、4・60%とした。住宅ローンの目安で、1年9カ月ぶりの措置。当局は投機目的の住宅購入を警戒してきたが、中国恒大集団など不動産大手の業績悪化を受け、購入を促す方向に動く。