東京港の埠頭に停泊するコンテナ船=2021年10月(AP=共同)

 財務省が12日発表した2021年11月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は、前年同月比48・2%減の8973億円だった。原油価格の上昇や円安で輸入額が14年1月に次ぐ過去2番目の大きさとなり、経常収支の黒字額を押し下げた。黒字は17カ月(1年5カ月)連続。

 経常収支のうち、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は4313億円の赤字となった。輸出は23・2%増の7兆4458億円、輸入は44・9%増の7兆8771億円だった。

 旅行や貨物輸送を含むサービス収支は2142億円の赤字で、赤字幅が拡大した。