ウィーンで取材に応じるクメント氏=10日(共同)

 【ウィーン共同】核兵器禁止条約第1回締約国会議のホスト国オーストリア政府当局者は15日までに、3月の開幕前日に「核兵器の非人道性に関する国際会議」の開催を計画していることを明らかにした。核使用による非人道被害に焦点を当て、禁止条約制定の原動力となった同会議の議論の再確認が目的。唯一の被爆国、日本の参加も期待している。

 米国の「核の傘」に安全保障を依存する日本は締約国会議へのオブザーバー参加に否定的だ。ただ、広島、長崎の被爆証言は非人道性会議の根幹で、政府も過去3回の非人道性会議には参加。米国が禁止条約に反対する中、広島選出の岸田文雄首相の判断が問われる。