北京冬季五輪の開幕が目前に迫る中、都市封鎖の状態に置かれた中国陝西省西安市。封鎖された居住区の出入り口は閑散としていた=5日(共同)

 【北京共同】中国で新型コロナウイルスの感染を抑えるため、12日までに陝西省の省都西安市など3都市の計約2千万人がロックダウン(都市封鎖)の状態に置かれた。北京冬季五輪が来月4日開幕と目前に迫り、中国当局は強権で感染を封じ込める「ゼロコロナ」政策を貫徹。新規の市中感染者は1日100~200人程度と欧米や日本に比べ少ないが、厳戒態勢を敷く。

 共産党の習近平総書記(国家主席)は、ゼロコロナ政策で社会主義体制の優位性が証明されたと誇示する。異例の総書記3期目を目指す党大会を今年後半に控え、政策転換の選択肢はない。