2019年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、河井克行元法相(58)=実刑確定=らから現金を受け取り、東京第6検察審査会(検審)が「起訴相当」か「不起訴不当」と議決した広島県内の地方議員や後援会員ら計81人について、東京地検が週明けにも再聴取を始める方針であることが29日、分かった。広島地検に順次出頭を求め、東京地検の検事が現金の授受や趣旨を再度聴取する見通しだ。

 関係者によると、東京地検は検審が議決内容を28日に公表した直後から、起訴相当か不起訴不当とされた県議や広島市議などの地方議員や後援会員らに電話で連絡し、再聴取の日程を調整している。週明けにも聴取が始まる見込みだ。現金を受け取った議員らの被買収罪の時効(3年)が3月下旬から順次成立することを念頭に、急ピッチで捜査する方針とみられる。

 ▽議員失職の可能性も…