中国恒大集団が手掛けるプロジェクトの建設現場に掲げられたロゴ=10日、北京(共同)

 【北京共同】経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団は24日までに、非常勤の取締役に中国政府系企業の幹部を迎えたと発表した。不良債権処理会社、中国信達資産管理の香港法人トップの梁森林氏で、投資とリスク管理の専門家という。恒大の経営立て直しに向け中国政府の関与が強まりそうだ。

 中国信達は、恒大が海外の投資家らと債務見直しの交渉を行う「リスク管理委員会」にも名を連ねている。

 一部海外メディアによると、恒大が本社を置く広東省政府が3月までに債務再編計画を発表するとの観測も出ている。恒大の海外資産を政府主導で売却し、債務返済に充てるとしている。