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 中国新聞社は22日、広島市議会の議事録を基に全市議54人の発言状況をまとめたウェブサイト「市議会って何の話をしているの?」を作り、公開した。本会議や委員会での各市議の発言量を一覧で見られるほか、各議員の発言の傾向なども調べられる。住民に最も近い政治家である市議の活動を知ってもらい、有権者の関心を高める狙い。

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 市議会がインターネットで公開している議事録のうち、2019年4月の市議選以降の議事録から各市議の発言量を字数で集計した。54人の総発言量は、儀礼的な祝辞などを除いて計409万5958字で、1人当たりは36万167~56字。14人が10万字を超えた一方、6人は1万字を下回った。発言の多かった上位10人の合計は203万8559字で約5割を占めた。

 キーワードでの検索もでき、「学校」「都市」「平和」といった言葉への言及が目立つ。新型コロナウイルスへの対応が重要課題となる中、「コロナ」は20年2月以降に急増していた。

 サイトでは、選挙区ごとに絞り込んで表示し、有権者が地元選出の市議を比較できる。キーワード検索で学校や福祉、災害といった関心のある言葉を入力すると、その言葉に言及した回数の多い市議の情報が表示される。

 中国地方の全107市町村のうち90市町村では、直近の議員選の投票率が00年以降で過去最低となった。広島市議選の投票率も3回連続で低下し、19年は36・53%で過去最低。有権者の関心をどう高めるかが課題となっている。(明知隼二)

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