新型コロナウイルスのモニタリング会議を終え、取材に応じる東京都の小池百合子知事=20日午後、都庁

 東京都は20日、新型コロナウイルスのモニタリング会議を開いた。専門家は、オミクロン株のまん延による新規感染者の急増に伴い、65歳以上の高齢者の感染が前週比約4倍に増えている状況を報告。「高齢者は重症化リスクが高く、入院も長期化することが多い」として、医療体制逼迫への危機感を示した。

 現在の増加ペースが続いた場合、直近7日間平均の新規感染者が27日には約1万8千人に上るとの推計も報告された。入院率で試算すると、入院患者は7千人以上となり都の最大確保病床を上回る。

 都医師会の猪口正孝副会長は、「既に救急医療に影響が出て一般病床もかなり逼迫している」と述べた。