英南部レディング郊外で見つかったローマ時代の木彫り人形(英PA通信=共同)

 【ロンドン共同】英南部レディング郊外の高速鉄道建設現場から、約2千年前のローマ時代のものとみられる木彫り人形が12日までに見つかった。英メディアが報じた。状態良く残っており、専門家は木製では「大変珍しい」としている。

 人形は縦67cm、横18cm。ひじより下と両足に劣化がみられるが、彫られた髪や服装が分かる。彫刻様式や人形のチュニック風の服装模様から、1世紀ごろのものと推定されたという。今後、放射性炭素による時代の特定や、人形の由来などの調査を進める。人形のモチーフとなった人物や用途は不明だが、神への供え物として木彫りが用いられることがあったという。