体操男子の内村航平(ジョイカル)が引退を発表した11日、ともに2016年リオデジャネイロ五輪団体総合で金メダルをつかんだメンバーがねぎらった。昨年6月に現役を退いた白井健三さんは「同じ時代を歩めたこと、体操界の歴史の一ページに共に名を刻めたこと、本当に誇らしく思います」と兄のように慕う内村への思いをコメントでつづった。
コナミスポーツに所属する3人も談話を出し、内村と同学年の山室光史は「高校生の頃に五輪の表彰台の一番高いところに一緒に立ちたいと言い合った時からリオ五輪で現実になり、長い時間を共に過ごし、共感しあえたことは僕にとっての宝物」と感慨を込めた。