景気動向指数の推移

 内閣府が11日発表した2021年11月の景気動向指数(15年=100、速報値)は、景気の現状を示す「一致指数」が前月比3・8ポイント上昇の93・6となり、2カ月連続で改善した。基調判断は「足踏み」で維持した。東南アジアの新型コロナ感染拡大で生じた自動車部品の供給不足が緩和され、自動車生産や出荷が引き続き回復した。

 内閣府によると、一致指数は、比較可能な1985年1月以降、20年6月(4・1ポイント上昇)に次ぐ過去2番目の上昇幅となった。

 アジアや米国、EU向けの輸出も増えた。国内のコロナの感染状況が落ち着き、商業販売額の指標が上向いたことも寄与した。