10日、戦略的安定対話に参加するシャーマン米国務副長官(左)とロシアのリャプコフ外務次官=ジュネーブ(ロイター=共同)

 【ワシントン、モスクワ共同】米国とロシアは10日、スイス・ジュネーブで高官級の「戦略的安定対話」を開催し、ウクライナ情勢について協議した。ロシアは北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大の保証を要求。米国は拒否し、ウクライナ国境周辺に展開するロシア軍部隊の撤収を改めて求めた。主張の隔たりは大きく、議論は平行線をたどった。

 シャーマン氏は近く再会談することを提案したが、リャプコフ氏は対話を継続するかどうかは12日のNATOロシア理事会や13日の欧州安保協力機構(OSCE)での協議結果を見て決めることになると述べた。